二重の星雲が中央で合体している様子です。
 
名称 * NGC 4650A
形状 * 極地‐環状銀河
星座位置 * ケンタウルス座
距離 * 1億3000万光年 ( 40メガパーセク )
イメージ次元 * 60,000光年 ( 極地リング直径 )
ポジション ( J2000 ) * R.A .12h 44m 52s  Dec .-40° 42' 52"

異常なディスクの環状構造は、十分にまだ理解されない。
1つの可能性は、極地のリングが遠い過去に、2つの銀河の間の巨大な衝突をした
名残りであることで、おそらく、10億年前を遡る。
光の明るい中央 ( イメージにおいて僅かにオレンジの )には完全に滑らかな様相があり、
それが更に古い星から成る濃密なシステムであることを示している。
それは、ほとんどガスが無く、塵を含んでいない。
おそらく複合的な極地のリングを作ったプロセスによって、
このように変化の起きる前は、典型的な中型の星雲であった、と推定する。
明るい青みがかった領域( リングの外 ) は、若い星で、古代の銀河衝突の残りから、
星の復活する例である。
NGC 4650Aにおいては、古い回転ディスクと、この星雲を囲む暗黒物質の両方は、
極地のリングを引っ張る。内側のディスクの回転軸に沿ったリングの位置合せにより、
牽引によって結合されている。
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