THE 水 星 MERCURY


              from NASA/Mariner 10 image

水星は太陽系の一番内側に位置する惑星である。 
地球型惑星の中では、赤道半径も質量も最も小さい。小さい惑星であるにもかかわらず、
平均密度は二番目に大きい。自転周期は約59日、公転周期は約88日である。
大気は無く、昼夜の温度差は激しい。表面は無数のクレーターに覆われている。

水星が探査されたのは、アメリカの探査機マリナー10号が1974年から翌年にかけて
水星近傍を通過した時に行った3回だけである。その時撮影された領域は、半球分だけで
ある。水星の全体像はまだまだ分かっていない。
水星の極地域では、一年中温度環境が変らないため、永久に太陽光が射さない「永久影」
になっている。そこには氷があると考えられている。



from NASA/Mariner 10 image
 
水星表面には、高低差数キロで長さ数百キロの「リンクルリッジ」と呼ばれる断崖地形
が無数に走っている。これは水星の内部が冷却し、水星全体が熱収縮した時に生じた
しわだという有力な説もある。
緩やかなカーブで水が流れた跡のようにも見えますね。

水星の謎・・・
 

from NASA/Mariner 10 image

1974年3月30日、マリナー10号撮影。
NASA公式発表、直径75qのクレーター(上画像、上部)。
その中に奇妙に見えるものが・・・

  

クレーター内、突起部拡大。ただ拡大しただけでは画像がぼやけています。
そこで、画像を補正処理しました。(下)             



50cmくらい、画面から離れて見るとピントが合って来ます。
何か、いろいろ見えてくるようですが、皆様はいかがでしょうか?
まさに超巨大ポップコーンがあるようですね。
その白い構造物の影は面白い形をしています。
ただの自然物なのでしょうか?
このような形は非常に珍しいのではないかと思えます。
又、ポップコーン状の陰になっている部分も、異様に白く映っています。
黒い部分は、ぽっかり開いた"入口"でしょうか?



from NASA/Mariner 10 image

1974年3月29日、マリナー10号撮影。

         
  
枠部分の拡大補正処理画像。       
この部分は非常に興味をそそられます。想像の翼をはためかせ、     
クレーターから何かパイプラインが、伸びているようにも見えますが・・・。    
 
これは一体何でしょうか?              
            
 

さらに、アップした補正処理画像。多少画像に升目の乱れが入ります。
何かあるように興味もそそられますが・・・。下の画像を御覧下さい。 



違う角度からの拡大補正処理画像。
クレーター内の直線の段差があるように見えた部分は、それほどに直線ではありません。
でも、クレーター内の段差の上に、二つの大きな穴がぽっかり開いているのがお分かりで
すね。上の画像とは解像度の違いが明らかですね。


    
from NASA/Mariner 10 image

1975年3月1日、マリナー10号撮影。中でも、極めて高解像度のもの。



@枠部分の拡大補正処理画像。拡大しても、かなり高解像度です。
多少、縦方向にノイズが入っていますが。・・・
円枠部分にとんでもない物が見えるようです。
この部分の影に注目すると、岩のように見えるものが浮いて見えます。
・・という事は?お分かりですか。                        
他にも何か得体の知れない物が見えてくるようです。


 
A枠部分の拡大処理画像。@と同じ倍率ですが、注意深く見ると
奇妙な事に@よりも、直線的なものが見え隠れしています。
見れば見るほど、謎が増します。
・・確かな事は地表に最も近づいて調べてみる事でしょう。
  


               from NASA/Mariner 10 image
 
水星表面は大気の無い月と非常によく似ていますね。


by緋月

2002年7月29日初公開


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