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太陽と月の物語Ⅱ
「月の片想い」
・・・でも そんな太陽のことをある遠くで ずっと想い続けていた星が一つ｡
それは､ 月 ｡
月は 光ることを知らない｡いつも絶えず太陽の光を遠くで受けてこそ､光れる星｡
月は唯一､光を遠くから与えてくれる太陽に
いつしか 恋をし 愛するようになっていた｡
そう｡ 私たちの生まれる ずっと前から・・・・・｡
月は 半分 太陽の愛を受けながらも 半分 周囲の総てを見つめている｡
・・・・月は 太陽の知ることの無い 影の存在・・・・｡
ｂｙ緋月
1989作品 無断使用禁止
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