それでは、これから徐々に紹介して行くが、

その前にSOHO画面に於いて、星の通る自然現象の動きはどのようなものか、確めて置いて頂きたい。

それには広角のC3画像の方が解り易いので、そちらをご覧頂きたい。

中央の白い円が太陽円である。

見て分かるように、星々は左から右へゆっくりと規則正しく、且つダイナミックに動いて行く。

そして時には、尾を引いて彗星も出現する。又、太陽系内の惑星達もお目見えする。

また、現在のSOHO画像ではあまり確認できてないのだが、人工の宇宙ゴミも大きく映り込むようだ。

それについては、後の方で説明したい。

地球の外である宇宙が、いかに活動的であることか、上の動画で頷ける場面でもある。

そして、ノイズのような光体の動きが多々見える事にお気付きであると思うが、それが問題なのだ。

これは、詳細なデータを検証していくと、ただのノイズでは無い事、

不自然なものである事に気が付いたのだ。・・・

さて、事は複雑なのだが、少し太陽観測衛星SOHOについての説明をして置く。

SOHO外観全体図である。

太陽観測衛星SOHO

「SOHOは、地球と太陽の間の軌道にあり、

太陽から 150,703,456 キロメートル位、地球から 1,528,483 キロメートルに位置し、

この軌道は、 Lagrange ポイント、または、 L1 のポイントとして知られている。

L1 ポイントは、地球のもので、太陽の引力圏にあり、

すなわち、その間の平衡ポイントであり、L1 ポイントは、不安定な平衡である。

 ( ボールのように大理石がそれでバランスがとれている状態）」と説明されている。

SOHO内部図。広角の青いC3画像、その拡大の赤いC2画像は、LASCOと呼ばれている。

下の図にそれが示されている。

そして、同じく違う角度からの内部図だが、LASCOよりも拡大望遠鏡を使用している映像が

EITと呼ばれるもので、青、緑、黄、赤、の拡大の太陽画像をSOHOのHPにより、見る事が出来る。　　

EITの部分の内部画像。

EITの画像例。

これについては、

「EIT イメージの異なるカラー、それらは、何を意味するか ？

EIT イメージの全ては、太陽の極端な紫外光線( EUV ) によって実際に生じる。

これは、電磁スペクトルにおける紫外光線、及び、 X 線の光の間にあり、

そして、直接我々の目に見えない光である。EIT イメージは、 4 つの異なる波長でとられ、

 4 つの色は、それらの各々を表すために、割り当てられた。

ちょうど、人間の目が可視のものにおいて異なる色を識別することが可能であるように、

従って、 EITは、極端な紫外線領域の電磁波で観察出来る活動を 4 つの「色」の間で区別する。

ちょうど、可視のスペクトルにおいて赤が最も長い波長であるように、EITの画像に於いても同じ様に

間の黄色、及び、グリーンとして青が最も短いように、最も長い波長が赤みがかっており、

そして、最も短いものが青みがかっているように、EIT イメージカラーは、選択された。」

と説明されている。

また、青は100万℃、緑は200万℃、赤が150万℃、黄色の画像が6万℃と温度別の様相を示している。

ここで、一つ疑問がある。

"直接我々の目に見えない光である"

星も彗星も輝きを放ち、肉眼でも確認出来る。SOHO/LASCO画像でも同じ現象で見ることが出来る。

それと同じノイズのようなものが、LASCOでも、EITでも確認出来る。

この映像は、一言で、眩しい太陽光をカットするようなものだと、理解出来る。

その他にもMDIと言う、黒点観察に非常に適した画像があるが、ここでは省略する。

以上だが、SOHO画像について簡単に説明した。

これらの画像は毎日のように詳細にUPされ、一般でもNET上で見る事が可能である。

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SOHO KEY PARAMETERS DIMENSIONS　(ソーホーキーパラメータ)

高さ、幅、幅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.3 x 2.7 x 3.65 m

配置されたソーラーアレイによる幅・・・・9.5 m

重さ・・・・・・･････････・・・・・・・・・・・・・・・ランチトータル・・・1850 kg

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 収益荷重・・・・・・・・610 kg

遠隔測定・・・・・・･･･・・・・・・・・・・・・・・・・リアルタイムオペレーション間・・・200Kbits/s

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 オンボードストレージモード間・・・・40Kbits/s

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